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VJとは、ビジュアルジョッキーやビデオジョッキーの略称で、複数のビデオをビデオミキサーで混ぜて表現します。

現在ではメディアアートなども織り交ぜ、様々な手法が開発されていて、音楽文化の中で大箱のクラブやコンサート会場などの大きな会場になればなるほど、照明などとともに必要不可欠な存在と言っても過言ではありません。

 ただし、MacやPC向けのVJソフトというのは何万円~何十万円もするものも多く、機材を揃えるだけでも何十万円もかかってしまう事がVJ入門へのハードルを高めている原因ですし、さらに実機のVJミキサーとVJプレイヤーなどを揃えるとなると100万円以上になる事も普通です。

 そんな敷居の高いVJですが、なんとか若年層の方にも取っつきやすいものに出来ないかと開発されたのがこの『100VJ』というアプリです。

 このアプリは、120円という低価格にも関わらず、他のiOSVJアプリケーションに引けを取らないパフォーマンスを備えています。

 iPhone/iPadに初めから入っている写真Appとこのアプリ内のアルバムは同期しており、セットや自作アルバムなどのクリエイションも普段の写真Appから手軽に管理編集することが可能です。

しかも、描画面ではOpenGLやGLSLなどのグラフィックAPIに取って代わる次世代グラフィクスAPIである’Metal’を採用し、今までになかった高速性を実現しています。

また、Metalはゲームなどの画面描画だけでなく、汎用GPU向けのインターフェイスを内臓し、100万スレッドの同時並列処理なども余裕でこなします。（※ 近日話題のニューラルネットワークなどにも最適で、すでにコンボリュージョンネットワークなどのディープラーニング向けのオフィシャルなフレームワークがMetalには存在しています。）

 例えば、クラブで、プロジェクターや大型モニターにHDMIやVGAケーブルや黄色のコンポジットケーブルで繋いでVJする以外にも、こんな使い方も・・・

 ■ホームパーティーで、音楽をDJがiPhoneで流しているときに、テレビにつながったAppleTVにAirPlayでワイヤレス接続して環境映像やモーショングラフィックなどを流してVJする。

■TVモニターやプロジェクターのあるバーやカフェ、アパレルショップなどで、環境映像や、映画、ミュージックビデオ、店頭用に作成したムービーを再生して流しておく。著作権に問題のある場合は、コピーライトフリーやパブリックドメインの映像を使用する。

■フルVJセットのサブコンテンツとしてビデオミキサーに入力してVJに使用する

 などなど、あなたのセンスとアイデア次第で様々な場面で活躍してくれるアプリではないでしょうか。。。

	アプリ名：100VJ
	掲載時の価格：120円
	容量：10.3MB
	バージョン：1.0
	開発者：Narumi Inada
カテゴリー：写真/ビデオ
リリース日or更新日：2018/05/30
対応機種：iOS 11.0以降。iPhone、iPad、およびiPod touchに対応。

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